2024年11月07日
科学教室 4・6年生
4・6年生で科学実験を行いました。
今回のテーマは「水の不思議」です。
さぁ、床が濡れても良いように、ブルーシートを敷いて始まりです。
最初の実験は、水による光の屈折です。
2つの紙コップを用意し、1つは水あり、もう一つは水なしです。
斜めから見ることで、水ありは見えるのですが、水なしは見えません。
これは、光が水に入ることで、光の速度が遅くなるからです。
続いての実験は表面張力です。
水がいっぱいに入ったコップに、おはじきを入れていきます。
ですが、水は一定の容量まではあふれることはありません。
これは、水に引き合う力があり、水どうしが引き合うことで、
起こっている現象です。
その表面張力を利用したら、コップと紙をくっつけ、逆さまにしても
全く落ちません。
次は、しょうのう船を作ります。
今回は、しょうのうは使用せず固形石鹸を使用します。
自分の好きな船を作ります。
作った船の後ろに、小さく切った固形石鹸を挟んで、
水の上に浮かべます。すると~・・・
なんと、スイスイ船が前に進みます。
これは、船全体にかかっている水の力を、固形石鹸で後ろ側だけ
弱めることで、前に進んでいます。
指を近づけて、動かすだけで、船を動かすこともできます。
最後は、油と水は混ざらない性質を利用し、火山の噴火を演出しました。
ペットボトルのに赤い食紅と水を入れて、そこに食用油を入れます。
その中に、入れ歯洗浄の発砲材を入れると、なんとあら不思議、
ブクブクと赤い色水が噴火しているように、動き出します。
おぉ~!!の声を期待していたのですが、見たことあったみたいです。(笑)
いかがでしたか?
またこれをきっかけに、水以外にも身近ものに興味をもってくれると嬉しいです。